「よみがえれ、黒松林よ」
今朝9時から、幼稚園の前の菅野駅北口公園でセレモニーがありました。
「命のリレー 除幕式」というものです。
市川市の田中甲市長、本学園の青木理事長学園長、小学校副校長、菅野3丁目自治会長、菅野2丁目自治会長、地域の黒松の会の方々もいらっしゃいました。
幼稚園のある、この菅野に外環道路ができる時、多くの立派な黒松が伐採されたそうです。
日出学園小学校の当時の先生方、児童の皆さんが協力して黒松の苗(種から植えて180本発芽したそうです)を何学年にもわたって世話をし、一部は学園内に植樹、多くの苗はネクスコによる工事後の植樹に貢献したということです(「学園誌ひので」平成21年度第24号より)。
今では幼稚園の近隣各地に立派に成長した姿を見ることができますね。
このことを記念するプレートが作られ、今日はその除幕式が行われました。
幼稚園からは、8:30までに登園していた年長さん6名が参列しました。園児は除幕が終わったらすぐに退席しました。
小学生は講習に出席している高学年が大勢最後まで参列しました。
除幕のあと、記念撮影などがあり、9時半すぎに解散となりました。
記念プレートは本来の設置場所に工事する関係で移動されたということです。きちんと黒松の傍に設置されたらまた見にいこうと思います。
プレートにはこのように書かれています。
「命のリレー
この公園や周辺に植えられているクロマツは、平田緑地のクロマツの種を採取し、蒔いて育てたものです。
日出学園小学校では、クロマツの鉢植えを先輩から後輩に引継ぎ大切に育て、5本を学園内に植栽し、127本を外環道路の事業者に託しました。
引き継がれた市川市の木クロマツをこれからも大切に守りましょう。」
これからもどんどん大きく育つといいですね。黒松の林が菅野に復活するように祈っています。