今日の年長保育参観では、お金教育の一環で現金を使ったお買い物をしました。
一緒に取り組んでくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。
年長さんたちは、ずいぶん前からお店の内容を相談し、準備をしてきました。
洋服屋さん、
おもちゃやさん、
お菓子屋さん、
ペットショップもありました。
この1ヶ月くらいで各家庭で貯めてもらった1円玉30枚(30円)で買い物です。
保護者の皆様には、売る側の方も一緒にいていただき、見守ってもらいました。
1円玉が数えやすいように、支払いトレーが分かりやすくなっていました。
親子で一緒に買い物は子どもたちにはとてもうれしく楽しそうでした。
子どもたちは売る側のお店の人もとてもやりたかったようです。今日は両方できて充実感を味わえた様子でした。
品物はそれぞれ子どもたちの思いやアイデアがいっぱいこもっています。
活動のあとは、保護者の方には家庭でのお金教育についての講演を聞いていただきました。
J-FLEC(金融経済教育推進機構)からご紹介いただいたファイナンシャルプランナーの加藤木圭子先生のお話です。
家庭でお金のことをタブーにせず、子どもと一緒に小さなことから考えていくことの大切さを感じました。大人の私も何気なくお金を使っているところがありますが、お金って何か、どういう働きがあって何が大事なのか、今日は新鮮な発見がありました。
子どもたちには、お金とか損得に振り回されない人間に育ってほしいなと改めて思います。弱者を思いやれる、思いの豊かな人に育ってくれるといいですね。
金融教育は子どもたちの社会化、成長に大きくかかわってくるのだなと感じました。