美術部合宿に行ってきました。
7月29日から1泊2日、
日出学園美術部の高校生で伊豆へ合宿に行ってきました。
今年は3つの作品制作を行いました。
「工房やまざき」さんでの七宝焼体験
金属を用いた伝統工芸で、銀箔で構成した模様の上に釉薬(ゆうやく)を塗っていきます。
「高橋京子花の美術館」さんでのボタニカルアート体験
ボタニカルアートとは「植物学的な絵画」のことだそうです。
1回目の部員(と私)は唐辛子を、昨年度も参加した2回目の部員(と主顧問)は各自の好きな花を描きました。
「銀工房A&M」さんでのシルバーアクセサリー制作
大きく指輪グループとペンダントグループに分かれて、制作を行いました。
記事タイトルを見て美術部が合宿……?と思われた方も多いかもしれません、
実際私もそうでした(私も普段はパソコン部をメインで指導しています)。
終わってみればこれは間違いなく美術部の合宿です。
美術部員たちの作品に向き合う姿勢は真剣そのもので、
制作中は迂闊に声も掛けられません。
また私自身も普段デジタルでモノづくりを教えている情報科の教員として、
「失敗したら戻ろう、いくらでも試そう」「後でゆっくりやろう」の通用しない
アナログの難しさを今回の合宿でしっかり学びました。
これが大変集中力を使います、
おかげで記録係としての仕事もほとんどできていません。
勉学の後に、これを毎日活動として行っている美術部の生徒たち。改めてすごいなぁと感心しました。
生徒たちによれば、特にボタニカルアートの実習は普段の活動でいかせる点も多々あるそうです。
私自身も今後の教科指導にいかしていければと思います。
生徒たちの作品は10月の日出祭にて展示予定です。
当日は是非、美術部の展示に足をお運びください(パソコン部もよろしくお願いします)。