ハートフルヒューマンフェスタいちかわ2016
12月10日(土)、第68回人権週間にちなみ、市川文化会館においてハートフルヒューマンフェスタ市川2016が開催されました。本校からは中学2年生の大倉彩那さんが作文朗読で、卒業生の荒絵理子さんがオーボエ奏者として楽しい講演と演奏を披露してくださいました。
最初に、市川市総務部長、千葉地方法務局市川支局長、市川人権擁護委員協議会長のご挨拶の後、県内支援学級の生徒さんとその卒業生の方たちによる有志団体「すずらん」によるハンドベルの素敵なコンサート。そして中学生人権作文コンテストで、約2600通から優秀作品として選ばれた市内の中学生3名の方による朗読。その中の一人、大倉彩那さんは「みんな違ってみんな良い」という題名で、幼稚園時代、障害を持った同級生を通じて暖かな交流が芽生えたこと、パラリンピック水泳選手、一ノ瀬メイさんが「障害は特徴である」という言葉に感銘を受け、これからの自身の生活に活かしたいと、力強い朗読を披露してくれました。他の生徒さんの朗読も本当に立派で心を打たれ、目頭があつくなりました。
そして最後に、本学園幼稚園から高校までを卒業し、東京音楽大学を経て現在東京交響楽団主席オーボエ奏者として活躍中の荒絵理子さんの登場。中学時代に本校吹奏楽部顧問からオーボエを勧められたというオーボエとの出会いのエピソードや、多くの方に支えられて歩んできた日々のお話を、楽しいトークと、素晴らしい演奏を披露してくださいました。アンコールでは、ディズニーの「星に願いを」を演奏してくださり、観客の皆様には一足早いクリスマスプレゼントとなりました。