教育理念・教育目標INTRODUCTION
教育理念
遊びと生活を通した体験の中から「生きる力」を育みます。
広い園庭は、子どもたちが思いついたところで自由に掘ったりお山づくりができる、全面砂場になっています。転がったり寝転んだりも自由な芝生や、小さな魚が暮らす小池、収穫が楽しみな畑もあります。
子どもたちは五感をフル稼働させる日々の中で、優れた身体能力や知的好奇心、そして集団生活を送るための大事なルールや友だちの気持ちを理解するすべを身につけていきます。日出学園幼稚園には、そのための環境づくりと工夫が満ちています。
園長あいさつ
小中高とのつながりを生かして 人としての基礎の形成、更なる成長を目指す
幼稚園は人生で初めて出会う学校です。日出学園幼稚園で大切にしているのは、子どもらしい自然な生活の中で生き生きと遊ぶこと、豊かな遊びを引き出す時間・空間を保証することです。また、一人ひとりにきめ細かく対応する教育の中で、約束やけじめの大切さ、個々に合わせた創造力や表現力も養っていきます。
小中高とのつながりも重要で、さまざまな交流や連携カリキュラムなどを通し、成長への期待と学校生活への適応力を育てています。その土台となるのはいつでもご家庭です。保護者の皆様と一緒に、今しかない幼稚園時代を慈しんで保育していきたいと願っております。
教育目標
日出学園幼稚園では、生きるために基本的な力を養う保育を目指し、学園全体の校訓「なおく・あかるく・むつまじく」を中心に、目指す子どもの像として4つのねらいを掲げています。
子ども達の心身が健やかに成長し、園生活が楽しいものになるよう、子ども達の個性や発想を大切にしながら、きめ細かい保育計画を立てています。
ねらい1
じょうぶで生き生きした子ども
広い園庭で十分に遊ぶ中で、自ずと丈夫な体と総合的な身体能力が育くまれていきます。
基本的な生活習慣や挨拶などを、年齢や発達に応じてきめ細やかに指導し、自立心を養います。
年長組・年中組は、週1回専門の体育教師による運動的な遊びを行い、運動への意欲を高めます。
みんなで楽しく遊具遊び
専門の体育教師が指導
ねらい2
自分から進んで遊びに取り組み、工夫して発展させる子ども
子ども達にとって遊びそのものが生活です。
教師は幼児の知的好奇心を大切にし、子ども自身がみずから発見できるよう援助していきます。
生活の中で、言語・数量・図形など自然に習得していくよう、系統的に働きかけます。
また、遊びの中で繰り広げられるごっこ遊びを通して、社会生活への関心も広げていきます。
真剣に遊ぶことが学び
みんなでする活動にも真剣
ねらい3
友だちと力を合わせて活動できる子ども
友だちとのかかわりの中で、葛藤や悔しさを味わいながらも、友だちと一緒に生活する喜びを感じとっていきます。
その中で、言葉で思いを伝え合い、相手の気持ちを受け入れる力を養っていきます。
成長とともに生じてくる協働的な遊びは、子ども達を自己主張と自己制御のバランスの取れた、譲り合いできる心の強い子に育てます。
協働的な遊びで我慢を覚える
小学校と異学年交流
ねらい4
物事を素直に感受し、喜びや悲しみを共感できる子ども
教師に見守られ支えられると、子ども達はのびやかに自分らしさを発揮し、
周りの出来事を自分の感性で受け止めるようになります。
子ども達は、恵まれた自然環境のもと、さまざまな発見を友だちや教師と分かち合います。
より豊かな感性が育つように、発達に応じた絵本の読み聞かせを行い、親子芸術鑑賞会などの機会を設けています。
国際社会の中で、様々な人とかかわり合える力を育てる為に、
年長には週に1回ネイティブスピーカーによる英語の時間を設け「記憶に残る英語」遊びを行っています。
年中は「わくドキプロジェクト」の一環として、英語のネイティブスピーカーと一緒に遊ぶ時間を設けています。
喜びや悲しみを実感
記憶に残る英語遊び