臨海学校 (3日目)
曇り空で少し心配の天気の中、臨海学校3日目がスタートしました。
案の定、朝のラジオ体操後の浜辺の散歩中に雨がパラパラ。
『急いで、戻ろう!』と宿舎に帰る途中、海の方を見るとキレイな虹が出来ていました。
朝食、朝の学習タイムの後は、いよいよ遠泳です。
瑞穂会の先生方に名前を呼ばれ、浜辺に整列をしました。
名前を呼ばれる度に、元気良く『ハイッ』と返事をして並びますが、表情はどことなく緊張気味…。
子どもたちだけでなく、近くで泳ぐ瑞穂会の先生方の名前も呼ばれます。
『大丈夫だよ。一緒に頑張ろう』と、優しく近くの先生方に励ましていただき、表情が和らいできている子もいました。
合図とともに、入水です。
遠泳に参加しない子たちが拍手で見送ってくれました。
その子たちは、その後浜辺近くで先生方と水練を行っていました。
一方の遠泳の様子は…。
昨日まで水練で瑞穂会の先生方に指導していただいたことを思い出し、子どもたちは一生懸命泳いでいます。
手や足の動き、伸びをとること。
後ろから見ていても、3列で泳いでいました。
周囲には、瑞穂会の先生方は一緒に泳ぎ、励ましの言葉をかけてくれました。
『しっかり足をのばしていこう』 『ゆっくりで自分のペースで大丈夫だよ!』
波が顔にかかることもありましたが、子どもたちは前を向いて進んでいきます。
そして、いよいよ…。
90分の遠泳を泳ぎ切り、再び浜へ。
出発の時と同様に、拍手で迎えてくれました。
遠泳の後は、お待ちかねのお汁粉です。
水練の後の甘くてあたたかいお汁粉に舌づつみを打っていました。
午後の練習前に雨が降り、『午後の水練あるかな~』と心配そうな表情をしている子も。
天気が心配されましたが、15分遅れで水練が始めることが出来ました。
まずは、班ごと、全体で集合写真を撮りました。
そして、お待ちかねの『スイカ風船割り』の始まりです。
スイカの紙風船がのったヘルメットをかぶった瑞穂会の先生方。
子どもたちが、スイカ割りの要領で風船をたたきます。
『もっと右だよ~』 『前、前、前!』 『おしい~!』
大歓声の中、スイカ割りが行われていました。
その後、沖合に浮かんだ『たる』まで泳いで戻って来る、『たる回り』が行われました。
惜しくも遠泳には参加出来なかった子たちが、この『たる回り』に向けて一生懸命練習をしていました。
瑞穂会の先生方と2人で泳ぎ、一人一人テストを行いました。
結果は明日発表されます。
いよいよ明日は、臨海学校最終日。
真っ黒に日焼けしたお子さんたちが、日出学園小学校に帰って来ることを楽しみにお待ちください。