なぜ鬼のパンツは虎柄なのか!?
1月も残すところあと1日。
もうすぐ2月になりますね。
今日は幼児教室の先生方向けの学校説明会が行われました。
「来年の事を言えば鬼が笑う」なんてことわざがありますが、2026年度入学となるお子様の保護者様対象説明会も3月には開催されます。
鬼に笑われようとも、大切なことはしっかり準備したいものですね。
鬼と言えば・・・
2月3日は節分です。1年生は今、鬼のお面作りをしています。
それぞれ自分はどんな鬼を退治したいかな~なんて考えながら作っています。
「わすれもの鬼にしよう!」「ねぼう鬼も退治したい!」
でも、退治するのがかわいそうなくらいの、かわいらしい鬼ばかりです。
今日はそのお面と一緒に「鬼のパンツ」を歌いました。
節分の季節になると幼稚園や保育園でお馴染みのこの曲は、お父さん、お母さんでも歌ったことがある方がたくさんいらっしゃると思います。
実はこの曲、原曲はイタリア歌曲なんです。
イタリアの鉄道会社のコマーシャルソングだった「フリクラ・フニクラ」という曲がベースになり作られました。
歌詞は原曲とは何にも関係ありません。
作詞者も不明のままです。
イタリアの作曲者もまさか日本で鬼のパンツの替え歌がつけられて、長年、歌い親しまれることになるとは思いもしなかったことと思います。
歌詞の中に出てくる鬼のパンツ、虎の毛皮で出来ていて、10年はいても破れないなんて、なんて丈夫なんでしょう。
ところで、私たちの中で鬼と言えば「丈夫な虎柄のパンツ」と連想しがちですか、どうして鬼は虎柄のパンツをはいてるのでしょうか?
調べてみると、十二支の子を真北に、時計回りに配置して北東がちょうど丑と虎の間になるのです。
「鬼門」という鬼のやってくる方角が北東なので、鬼は牛の角をもち、虎柄のパンツをはいた鬼のイメージが形作られたようです。
昔から当たり前に歌っている歌の歌詞も、調べてみると小さな「なるほど!」が隠されていて面白いですね。
鬼も驚くほど、元気いっぱいに歌えました。