日出祭を終えて
日出祭を終え、いつも通りの学校生活に戻った子どもたち。
音楽の授業では、早速次の歌の練習に入っています。
本番当日、舞台の上でスポットライトを浴びる時間はほんの一瞬だったかもしれません。しかし、それまでの練習で仲間とともに頑張った時間は、本番と同じくらい大きな意味をもちます。子どもたちは、日出祭で何を得ることができたのでしょうか。
1年生の教室をのぞいてみると、絵日記を描いていました。
そこにはこんな一文が。
「ちょっときんちょうしたけれど、みんなとがんばることができました。」
初めて大人数の前で歌や劇を披露した子どもたち。一人ではできなくても、皆とならできる。仲間の大切さを学んだことが絵からも伝わってきます。
友人が描いた絵日記を見る子どもたち。自分の姿を見つけ、指をさして喜んでいます。
「来年の日出祭が楽しみです」
早くも来年を心待ちにしている子どももいました。
6年生は、作文で思いをつづります。
友達の作文を推敲する過程で、友人の努力や葛藤を知ることができます。
彼らにとって、小学生としての日出祭はもう来ることはありません。
作文には、こう書かれていました。
《最後の日出祭がおわったとみんないっていたけれど、ただ一人こう呟いた。「終わらないよ。私たちが思い続けるかぎり、続いていくし新たに始まるんだよ」》
来年、どんな日出祭がまっているのでしょうか。