お昼にスピーカーから「訓練!訓練!」
本日、避難訓練を実施しました。
1月1日には石川県能登地方で震度5強の地震が起こりました。
改めて地震の恐ろしさを感じている子どもも多いのではないでしょうか。
今から12年前の東日本大震災の際、学校で過ごしていた私は避難訓練のたびに
当時の様子、震災の教訓を風化させないために、次世代に語り継いでいくために、
しっかりと伝えていかなければならないと感じます。
とはいえ、子どもたちはとても真剣に取り組んでいます。
訓練の放送が流れると、サッと机の下に避難する徹底ぶりです。
おしゃべりはなく、しっかりと机の脚をつかみ、
指示に従って避難することができました。
自身の身を守る行動がとれたことは何よりも素晴らしいと伝えました。
いつ起きるかわからない、地震。
私たち教員同士もふとした時に震災のことを話すことがあります。
あの日はどこにいた、揺れたときどんな光景を目にしたか、
ニュースで明らかになっていく被害、
計画停電の時の不安な気持ち、
「きっと大丈夫」そう思っていても家族や友人の安否が案じられたあの日のこと。
ぜひ、ご家庭でもおうちの方の経験を話していただいて、
どんな時も、命を守る行動ができるように、備えを万全にしておきたいものです。