思い出のアルバム作り part1
学校の正門近くにある河津桜が10輪ほど咲き始め、少しずつ春の足音が聞こえ始めてきました。
今回は2年生、生活科の取り組みを紹介します。(第2弾も用意しています)
先週まで上級生としての初の試み、異学年交流の場として、1年生を招待して行う「あそびの国」に取り組み、無事に終了しました。
満足感、達成感を十分に感じ、余韻に浸っていたのも束の間、今度は「あしたへつなぐ自分たんけん」として思い出のアルバム作りに入りました。
自分が誕生する前、誕生してから今日まで、家族をはじめいろいろな方から愛され、大切に守られながら成長し、今の自分がいることを知ることで改めて感謝の気持ちを持ち、今後の自分の成長に生かすことが単元の目標になっています。
このアルバム準備は冬休みから始まっています。
子どもたちは下書き用紙を持ち帰り、自分の名前の由来や生まれたころの様子、0歳、1歳、2歳…現在の年齢(7.8歳)までの様子や出来事などを家族にインタビューし、完成させてくることが宿題になっています。
また、保護者の方々には月齢ごとの写真の用意をお願いしました。
各ご家庭の協力もあり、文章がぎっしりと書かれている下書き用紙と赤ちゃんの頃からの写真を大事そうに持参し、「早く作りたい!」「こんなに小さかったんだぁ」などいろいろな声を挙げながらいよいよ作成に入りました。
聞いてきたコメントの中からどれを書き写そうか、悩みながら丁寧に移す姿。
教室内が静まり返るくらいに夢中になり、書き進めている様子を見ているとひとつひとつの文章に改めて自分の成長を感じているんだなとみてとれます。
文章をかきあげたらいよいよ写真のレイアウト。
たくさんの可愛らしい写真の中からどれを選び、どのように貼るかも悩みつつ、丁寧な作業が続きました。
いつもだとそろそろ飽き始め、おしゃべりが始まってもおかしくない中、終始無言で黙々と作業をしています。
今日の時間は0~2歳まで。
素敵なアルバムの1ページが完成しました。次は3歳から。
ますます楽しくなってくることでしょう。
子どもたちの作成状況を次回もお伝えできたらと思います。
完成が楽しみです。