今日から君も作曲家!
お天気の良い日が続いていますね。
中庭には黄色い可愛い菜の花が咲いています。
少しづつ季節の移り変わりを感じます。
今、4年生では「5音階」で旋律作りをしています。
日本の音楽では「ドレミファソラシド」の音階の中から、5つの音を使って「5音階」が発達しました。
その中の「都節音階」「田舎節音階」「琉球音階」のどれかを使い、4年生が作曲に挑戦します。
都節音階は「ミ・ファ・ラ・シ・ド」
さくらさくら、江戸の子守歌、嬉しいひな祭りなどに使われている音階で、弾いてみるとこれぞ日本の音楽「和」な感じがします。
田舎節音階は「ミ・ソ・ラ・ド・レ」
ソーラン節、八木節など音楽に用いられています。
琉球音階は「ド、ミ、ファ、ソ、シ」
これは、もう音階を順番に弾いただけで子どもたちから「沖縄の音楽だ」と、声があがるほどです。沖縄の民謡や「島唄」に使われています。
それぞれの音階は現代の曲にも多く使われていて、日本で発達してきた5音階は日本人の耳になじみやすいと言われています。
琉球が一番人気だと思い、ワークシートをたくさん準備していた先生でしたが、意外にも都節や田舎節もかっこいい!なんか渋くていい!と人気。
まずは練習。自分の好きな音階のワークシートに、練習で音を入れていきます。
リコーダーで音を出したり、鍵盤ハーモニカで音を出したり・・・
音のつながりや、リズムを考えながら、自分たちの音楽を作り出していきます。
最後は4小節の旋律を作り、伴奏の音源と重ねて演奏してみるそうです。
難しいと感じる子は、お友達と相談しながら、お互いの意見を言いながらも、お互いの音を認め合い、音楽を作り上げていく様子が見られました。
完成が楽しみですね。