地震、津波、火災、台風、水害…
いつどこで、どんな災害が起こるか分からない昨今、防災教育の重要性が、今まで以上に高まっています。
今日は、地震を想定した、全学避難訓練を行いました。幼稚園から高校までの全ての園児、児童、生徒、そして教職員で訓練をします。
今日の訓練は、11時40分に大地震発生という想定です。11時40分というと、小学校では、4時間目の授業中になります。
訓練開始の放送とともに、子どもたちは、椅子の下に潜ります。頭を守るために、しっかりと机の脚を持って、机が動かないように固定します。低学年の児童も、力いっぱい押さえています。
揺れが収まったら、放送をよく聞いて、安全な場所へ避難します。頭を守るために、防災頭巾を被ります。防災頭巾は、いつでも取り出せるよう、椅子の背もたれに取り付けています。背もたれから、防災頭巾を外して、手際よく被ることができています。
おさない
かけない
しずかに
もどらない
ちかづかない
頭文字から「おかしもち」と呼ばれる合言葉。約束を守り、速やかに避難することができています。低学年も、上級生を見習って、避難できています。二次災害を防ぐためにも、このように落ち着いて避難することが大切ですね。
今日は、熱中症警戒アラートが出ていたため、アリーナ2に避難をしました。アリーナ2に集合し、人数確認をします。その後、きょうだいがいる人は、合流をします。中高生のお兄さん、お姉さんも、小学生のきょうだいの所に来てくれました。きょうだいに会えると、ほっとしますね。
防災教育で大切なことは、子供たち自身で判断し、行動する力を身に付けることです。自分の命を守り、いざというときには、お互いに助け合えるような日出っ子になってほしいものです。