新しいメディアルームで…
「わー、変わってる!」
「明るいね!」
「メロンみたい!」
メディアルームに初めて入る子たちが口々に発します。
そう、メディアルームが夏休み中に生まれ変わりました。
本校では、3年生から6年生まで週1時間、総合的な学習の時間の1つとして、情報機器を使った授業を「情報」という名前で呼んでいます。
その情報の授業は、他校に先駆け20年以上前から行っているのですが、ノートパソコンの普及やWi-Fi環境の整備といったハード面の変化や、一斉の授業からみんなで考えて解決していく新しい授業へ変化していく中で、メディアルーム自体も変化させるべく、90周年事業の一環としてリプレースすることとなりました。
床は日出学園のカラー緑を展開させた明るい緑色。
それに合わせて椅子はオレンジ色の座面。
元気の出るビタミンカラーです。
子ども達は、これを「メロン色」と言っていますが…。
机は天板が五角形で白に。
何人でグループにしても話しやすいように工夫されています。
通常の授業では、前向きに机を並べ先生から授業内容ややり方を学び、グループワークにて友達に教わったり相談しながら作品を形にしていく。
そんなレイアウトの変更も容易にできるようになりました。
今日は、日本の各都道府県の観光大使となって、その都道府県を紹介する4年生の授業と、将来の夢を作文にする6年生の授業などがありました。
4年生では、canvaというwebアプリを使って作ります。
やり方を教わった後は、4人のグループになって活動しました。
「これどうやるんだっけ?」
「この色、いいでしょ?」
など、自分のクロームブックに向かいつつも時折、友達の手助けを借りたり、意見を求めたりする様子が見られました。
6年生では、前を向いて授業が行われました。
作文の入力に集中しています。
頭で考えたことを、鉛筆と変わりなく入力できるタイピングの速さの子が大勢います。
作文の入力はノートPCでワードを使い、事前に学習したプリントを広げて確認し、持参しているタブレットでは、情報を仕入れたり、分からない言葉を調べたり…。
6年生ともなると、使いこなしも見事です。
机や椅子を端に寄せると広いスペースができるので、情報以外のことにも使えます。
後ろの小上がりにはスクリーンやグリーンバックもありますので、ちょっとしたプレゼンテーションや動画の撮影にも使う予定です。
その時には、またブログで紹介いたします。
次の時代を作っていくこの子ども達のために、新しくなったメディアルームで、より豊かな情報の授業を展開していきたいと思っております。