入学試験に向けて
明日、日出学園小学校の入学試験が行われます。在校生たちは、自宅学習でお休みです。
今日は、明日の試験に向けて全校で掃除や、片づけを行います。
各教室、コモンスペース、廊下や階段、下駄箱などしっかりと掃除をしていました。
これも、試験を迎える幼児達に気持ちよく過ごしてもらいたいとの思いからです。
試験を受ける幼児達は、在校生にとっては、新たな後輩になるのです。また、一年生にとっては初めての後輩になります。
在校生は、入学試験当日の事や、その時の緊張感を思い出している人もいたのではないでしょうか。
日出学園小学校は、昭和9年(1934年)に幼稚園、小学校が設立認可されました。
その後、昭和19年(1944年)に幼稚園と小学校が分離しました。
初代理事長の青木要吉先生が、「市川町には小学校が1つしかなく、児童達が溢れているそうだから、昔の寺小屋のような少数主義の独特な小学校を設けては」という意図で日出学園が創設されました。それから、90年経ちました。学校の規模は大きくなりましたが、少数主義の考え方は変わらず現在でも引き継がれています。
教員と児童の距離が近く、何でも話し合える姿は昔と変わらないと思います。
今回小学校を受験する幼児達にも、この素敵な雰囲気を味わってもらいたいと願っています。
明日の試験、頑張ってください。教職員一同応援しています。