未来をより良くしていくために(6年 社会科見学)
プロムナードのけやき並木も色づき始め、少しずつ落葉も見られます。
秋も一段と深まってきました。
そんな秋空のもと、先日、6年生は社会科見学に行ってまいりました。
初めに訪れたのは、国会議事堂です。
日本の政治の中心地であるこの場所では、衆議院の本会議場や中央広間などを見学しました。
建物の内部は歴史を感じさせる荘厳な雰囲気で、特に大理石の壁や赤いじゅうたんの廊下、美しいステンドグラスが印象的でした。
ガイドさんの説明を聞きいたり、国会のしおりを見ながらまわり、日本の政治制度や法律がどのように作られているのかを理解することができました。
新しい議員会館のレストランで昼食をとり、次に訪れた場所は、憲政記念館です。
憲政記念館では、日本の憲法や国会の歴史について学ぶことができました。
館内には、憲法制定の過程や議会政治の発展を詳しく説明する展示があり、資料や映像を通じて理解を深められます。
また、歴代の議員や著名な政治家たちの業績やエピソードも紹介されており、政治の歴史とその影響を知ることができます。
子ども達の注目を集めたのは、議場体験コーナーです。
議員になったり、議長になったり…、楽しく見学ができました。
最後に訪れた場所が最高裁判所です。
入口を入ると、みかげいしで囲まれた高い天井の大ホールが広がります。
そして、実際に使用されている大法廷の内部へ通されました。
最高裁判所の大法廷は、日本の司法制度における最高の裁判所であり、最も重要な決定が行われる場所です。
約40mもある吹き抜けの天井や法と正義を象徴するモチーフが織り込まれたタペストリーが掛けられてある厳かな雰囲気の中、司法制度や法廷のつくりなどの説明をしていただきました。
・
今回の見学は、民主主義の理解を深める貴重な機会となり、政治や司法への関心が一層高まりました。
この子たちもあと数年で政治に参加できる年齢です。
これからも社会の仕組みに興味を持ち続けて、自分たちの未来をより良くしていく力をつけていけることを願っています。