書き損じはがきは、ありませんか?
肌を刺すような、冬の冷たい風が感じられる日々です。
学校では、新年を迎えた明るい雰囲気が徐々に落ち着いてきたように感じられます。
今日は年明けにちなんで、児童会で取り組んでいる活動を1つご紹介します。
児童会では、毎年1月に『書き損じはがき回収活動』を行っています。
これは、書き損じはがきや未使用のテレフォンカード等を回収し視覚障害のある方々の自立支援や人材育成等のために役立てられるよう、千葉県視覚障害者福士協会が行っている活動です。
日出学園小学校では、自分達ができる支援の一つとして毎年参加しています。
先週末、児童会役員がはがき回収の放送を流し、今週から回収が始まりました。
今日は、早速たくさんのはがきを回収ボックスに入れてくれる子が何人もいました。
中には、「先生、このはがき、いっぱいあって入りきらないです。どうしたらいいですか?」
と、小さな手でたくさんのはがきを持って尋ねに来てくれた低学年の子がいました。
寄付しようと、書き損じはがき回収のお手紙を家族に見せてくれたんだな。
ご家族もお家にある使わなくなったはがきを探して、持たせてくれたんだな。
回収活動を通して、子ども達の自分ができることをしたいと思う気持ちや、それを支えてくれるご家族の気持ちにふれることができ、気持ちが温かくなります。
昨年は、県下各学校・保育園・幼稚園から集まった書き損じはがきで2,583,000円相当。
未使用テレフォンカードを含めると、合計2,800,000円もの寄付が集まったそうです。
書き間違えた年賀状やお家に眠っているはがきが、だれかのためになる。
一見、価値がないように見える物でも見方を変えれば大きな支援につながる物になるということを子ども達に知ってもらえたらと思います。
活動は、今月末まで行います。
お年玉年賀はがきの発表後でも受け付けていますので、ぜひご協力をお願いします。