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学校生活

プロデュースせよ!~最も効果的なマーケティング~(5年生 社会科)

日出学園小学校の図書館は、全国の小学校の中でも有数の蔵書数を誇ります。

週1回の読書の授業では、本に親しみ、休み時間に図書室へ行く児童も多く見られます。

 

5年生の社会科の学習では、そのような図書館の蔵書の中から、「これまで借りられていない」図書について考えてみるというテーマで学習がスタートしました。

子どもたちは、情報産業について学習した後、「よく借りられている」図書の特徴について考えました。

そして、特徴を把握した後、借りられていない図書の中から班で1冊選び、ポップを作り、本の内容についてのスピーチを行います。

 

本日の授業では、研究授業もかねてそのスピーチを行うという流れです。

最初にやり方を確認します。

普段の教室ではなくて、多目的ホールで行いました。

研究授業ということもあり、他の学年の先生もスピーチを聞いています。

 

 

そして、いざスピーチスタート。

借りられている本の傾向をつかむ際に、「本の大きさ(かばんの入りやすさ)」、「ページ数」、「出版年」、「対象年齢」、「おもしろさ」などの項目にしぼって調査を行いました。

スピーチの際にも、班ごとに1冊の本を上記の項目に則って紹介していきます。

クイズを出す、本の中身の絵の紹介、実際に本を読んでみる…。

それぞれの班が工夫をしてスピーチを行っていました。

 

授業の後には、図書室に児童が作ったポップを置きます。

果たして本は借りられるのでしょうか。

授業では、その結果についても検証を行っていきます。

 

このように学習した内容を実生活でも役立てていくことで、より「生きた学習」につながっていくのだと思います。

これからも子どもたちが、社会的な事象に対して自分事として捉えていくことが出来るように、指導を行っていきたいと思います。