いよいよ卒業遠足!!
冷たく厳しい冬の風を感じる日々です。
それでも、子ども達は元気いっぱいにグラウンドで遊び笑顔を見せてくれます。
朝、4階の6年生フロアからにぎやかな声が聞こえてきます。
何か作戦会議をしているよう…。
6年生が話し合っているのは、来週出かける卒業遠足についてのことのようです。
今年の卒業遠足は、東京ディズニーランド!!
子ども達はディズニーランドでどのように過ごすのかをグループで話し合っていたのです。
「ねぇ、アトラクションの待ち時間が長そうだよ。どうする?」
「長く並ぶより、こっちのアトラクションの方がすぐ乗れる!こっちに行ってみようか。」
「かくれミッキーを探すのも面白そうだね!」
「お昼ご飯、ホットピーチティーにしようか迷うな…。」
限られた時間を有効活用しようと、子ども達は真剣に話し合っていましたが、どの子も笑顔が見えました。
それもそのはず、ディズニーランドへの卒業遠足は5年ぶり。
コロナによってディズニーランドはおろか、卒業遠足も中止になってしまった学年もありました。
卒業生の中には、「卒業前に友達とディズニーに行きたかった…。ずっと楽しみにしてたのに…。」と寂しそうに言って卒業していった子もいました。
それだけ、日出の子ども達にとっては楽しみな行事の1つだったようです。
だからでしょうか。
今年のディズニーランド遠足を聞きつけた卒業生から、「いいな!!」「うらやましい!!」と声が届くほどです。
そんな先輩達の想いものせて、子ども達は万全に卒業遠足が迎えられるよう、2月中旬から情報収集をしてきました。
コロナ禍を経て、ディズニーランドの様子も以前とは変わっています。
そのため、子ども達が安全に過ごせるように先生達は連日遅くまで会議を重ねていました。
みんなが卒業遠足を楽しめるよう、細かく園内での過ごし方やルールを指導し、子ども達も理解しようと必死でした。
今回、園内を回るグループはクラスの垣根を越えて自由に組んでもらいました。
園内での過ごし方はグループに委ね、子ども達が自由に計画し自由に過ごせる時間をたくさん設けました。
そのようにした理由は、子ども達が普段の学校生活のルールやマナーをきちんと守って過ごしてきたからです。
もし、誤った言動をしてしまっても、そっと正す声かけをしてくれる友達が傍にいます。
自由な時間を多くしたのは、子ども達が考えて責任のある行動をとれる。と、日々の生活から思えたからです。
日頃の積み重ねが、信頼につながる。信頼をつくる。
そんなメッセージも含めて、子ども達には声かけをしました。
卒業遠足当日の天気予報は…今のところ快晴とのこと!
最高の思い出を作って欲しいです!