終わりに向かって・・・(4年生)
修了式まであと5日となりました。
今朝、出勤途中にあるお家の方に声をかけられました。
「春のおすそ分けがあるから持っていって。」
そのお家の庭には立派なミモザの木があり、毎年この時期になると花がいっぱい咲き出します。
その家の方は、それをいつも春のおすそ分けとして持たせてくれるのです。
ミモザの黄色い、小さな花を見るたびに、もうすぐ春が来る嬉しさと、お別れがやってくるさみしさを同時に感じます。
今朝の朝礼では、卒業式の式歌の練習をしました。
アリーナには全校児童の大きな声が響き渡りました。
こんな歌声で送り出される卒業式は素敵だと毎年思います。
主役の6年生は、卒業式練習の仕上げに入っています。
当日、胸を張って堂々と卒業証書を受け取る姿を楽しみにしています。
教室に戻った後は文集作りをしました。
4年生はクラス替えがある学年です。
3,4年生と2年間共に教室で過ごした仲間とはいったんお別れです。
文集には自己紹介カードと作文を一人一人が書きました。
好きなお弁当のおかずは?
クラスを漢字一文字でたとえると?
ドラえもんの道具で何が欲しい?
など、今の自分がどんなことを考えているのか改めて自問自答しながら文集のページを作りました。
子ども達がお家に持ち帰ったら、ぜひ一緒に読んであげてください。
そして、どうぞ大切に取っておいてあげてほしいと思います。
10歳である子ども達は今、ここにしかいません。
一日、一日と成長し、やがてみんな大人になってゆきます。
いつか過去を振り返った時、10歳の自分と再会できるようにと、この文集に想いを込めています。