〇の11月を乗り越えよう!!
プロムナードの葉っぱは少しずつ色づき、外で吹く風は次第に冷たくなってきました。
日出祭やスポーツ大会など・・・。
2学期の主な行事が無事に終わり、少し気が抜けてしまうこの時期。
学校の世界では、『魔の11月』というような呼び名で呼ばれることがあります。
子ども達にとって行事などの大きな目的が無くなり、日頃の学校生活に少しずつ乱れが出る時期とも言われています。
実際のところ、学校でのトラブルは多種多様で全くないという方が非現実的です。
友達との喧嘩、登下校中の通学態度など・・・。数えだしたら、キリがありません。
そんな中でも、学校生活をただ漫然と過ごすのではなく、仲間との時間を大切に元気よく過ごしている日出っ子もたくさんいます。
今日は、様々な場面で時間や役割意識を大切にしている子ども達の様子をご紹介します。
◆4時間目終了後~弁当
4時間目のチャイムがなり、お弁当の準備を始める日出っ子達。
一番、はじめにお茶を取りに来たのは1年生。係の子ども達も走ることなく廊下を歩いていました。
クラスで時間を守り、素早くいただきますの号令をかけるのは5年生。さすが、高学年です。
◆昼休み
高学年の児童は、限られた時間を使って勉強をしていました。弁当を食べた直後とは思えない集中力です。
中庭で元気いっぱいに遊んでいるのは低学年の子ども達。カメラを向けると、皆にっこり笑ってポーズをとってくれました。
◆掃除
昼休みを終えて、13時のチャイムと同時に全校掃除が始まります。
さっきまで、友達と楽しそうに話していた子ども達も一変。号礼と同時に黙々と動き始めます。
教室の清掃以外にも、様々な場所へ出張掃除に向かいます。廊下や大階段、皆が使う水道や理科室などの特別教室も子ども達が掃除をしています。
皆に関わる時間を守ること・クラス内での明確な役割意識をもつこと。学級が皆にとって心地よい場所になるためには大切なことなど山ほどありますが、一人ひとりが持つ力を少しずつでも仲間に対して向けることができると、『魔の11月』ではなく、友達同士高め合い、ともに成長することが出来る『磨の11月』になるのではないでしょうか。
2学期終了まで約1ヶ月!!
クラスの友達、学年の仲間とともに気持ちの良い終業式を迎えましょう!!