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確実な計算力 柔軟な思考力

算数科では、「問題の意図を正確に読み取り、答えを導き出す力をつける」という目標を立てています。
算数の力の基盤は計算力です。低学年からの反復練習の積み重ねにより、計算において不可欠な2つの要素である「速さ」「正確さ」が磨かれます。
高学年になると計算力に加えて思考力が求められる問題が増えていきます。文章に書かれた内容や情報を整理し、答えにたどり着くまでのプロセスを授業を通して深め合うことを大切にしています。
間違いに気付き、目の前の課題に取り組んでいこうとするチャレンジ精神の育成を目指します。

「嫌い」から「好き」へ

算数が苦手だと感じるのは、2年生の頃からが多いと言われています。1年生の学習から急に発展的な内容になり、難しくなることが大きな要因の1つのようです。
算数に対する「自信の無さ」を感じさせない取り組みとして、算数科では児童の学びをきめ細かくフォローしています。3年生では、担任と補助教員によるチームティーチングでの授業を展開。また、4~6年生からは習熟度別授業となり、個々のレベルに合わせた授業で学力の向上を図ります。習熟度授業を始めて、児童からも「授業で発表しやすくなった。」「算数が好きになった。」と、自信に繋がる沢山の言葉が出ています。

自ら学びに向かう児童の育成

児童は間違うことを嫌い、恐れています。正解することが良しとされ、点数で評価を受ける環境にいると至極当然なことなののかもしれません。
これから先の長い人生で選択を間違うことは幾度となく訪れます。大切なことは「失敗を自分の糧として、次に繋ぐことができる心の強さ」です。
算数の学習を通して「間違えた時は友との対話的学習の中修正点を見つけ、難しい問題に出会った時は自分の力を伸ばすチャンスが訪れた」と思える前向きさを身に付けてほしいと願っています。

算数科 主任